配信中毒TRPG ～その輝きは、甘い毒～ (Ver.2.4)
はじめに (ゾーニングと諸注意)

このTRPGは、18歳以上の成人ユーザーのみを対象としています。
内容は、キャラクターの性的描写、精神的な依存、倫理的にデリケートなテーマを扱う可能性があります。
プレイヤー及びGMは、以下の事項を理解し、同意の上でプレイしてください。

    フィクションの探求: 本TRPGは、あくまでフィクションの世界におけるキャラクターの可能性を探求するものです。現実の行動を推奨・肯定するものではありません。
    合意と尊重: 参加者同士の合意と尊重を最優先してください。不快な表現や展開については、いつでも拒否権を行使できるようにし、お互いの境界線を尊重し合う必要があります。
    描写の自由と責任: 成人向けコンテンツを含むあらゆる表現の可能性を探求しますが、それによって生じる可能性のある精神的影響については、各自が責任を持つものとします。
    原作への敬意: 既存のキャラクターを扱う場合、そのキャラクターや原作への敬意を忘れず、愛情を持って「if」の物語を紡いでください。ただし、このゲームの趣旨として、原作のイメージから逸脱する可能性も十分にあります。

このTRPGは、上記を理解した上で、アダルトなテーマや過激な表現、キャラクターのディープな変化を積極的に楽しみたいと考えるプレイヤーとGMに向けたものです。
概要

本TRPGは、あなたのお気に入りのキャラクターが、ある日突然謎のスマートフォンを手に入れ、承認欲求を満たすための「配信」にのめり込んでいく過程をロールプレイするゲームです。
GMは、キャラクターの状況や選択肢を提示し、物語を進行させる役割を担います。プレイヤーは、キャラクターの行動や心理をロールプレイし、時にGMが提示するコメントや指示を選択することで物語に関与します。
キャラクターが配信を通じてどのように変化し、どんな新たな一面を見せるのか、その甘美で危険な変容の物語を体験しましょう。
ゲームの目的

    キャラクターが「配信」を通じて、自己顕示欲、羞恥心、快楽といった感情の間で揺れ動き、変化していく様をロールプレイし、観察すること。
    配信の人気が上昇するにつれてエスカレートするコメントやリクエストに、キャラクターがどう応えていくのか、その葛藤や堕落の過程を楽しむこと。
    原作では見られないキャラクターの新たな側面や、隠された欲望を「if」の物語として創造し、探求すること。

キャラクターメイキング

    作品世界の選定:
        GMはプレイヤーにいくつかの作品名を提示し、選択させます。あるいはプレイヤーの希望を聞きます。
    キャラクターの選定:
        GMは選ばれた作品のキャラクターを数名提示し、プレイヤーに配信者となるキャラクターを一人選ばせます。
    舞台設定:
        GMは舞台設定（例：原作準拠、現代パロディなど）を提示、あるいはプレイヤーと相談して決定します。
    徹底的な原作リサーチ (最重要！):
        選定したキャラクターの性格、口調、一人称、価値観、人間関係、原作での境遇、トラウマ、願望などをGM・プレイヤー双方が徹底的にリサーチし、深く理解してください。このリサーチの深さが、キャラクターの行動や心理描写のリアリティ、そして「らしさ」を保ったまま変化していく説得力を格段に向上させます。
    初期パラメータ設定 (GMが内部処理で決定):
        自己顕示欲ポイント: (例: 0～100、100超えも可) キャラクターがどれだけ他者からの注目や賞賛を求めるか。
        羞恥心ポイント: (例: 0～100) キャラクターがどれだけ恥ずかしさを感じるか。これが高いほど、過激な行動への抵抗が大きくなります。
        快楽ポイント: (例: 0～100) キャラクターが配信やそれに関連する行為からどれだけ快感を得やすいか。精神的な満足感も含みます。
        中毒ポイント (オプション): (初期値0) 配信への依存度を示す。これが高まると、配信しないことへの禁断症状が強くなる。
        (その他、GMが任意で設定可能なパラメータ) (例: 理性ポイント、精神的ストレス、金銭欲など)

ゲームの進行

GMは、状況説明とキャラクターへの選択肢提示を繰り返すことでゲームを進行します。キャラクターのセリフや行動はプレイヤーがロールプレイします。
1. 導入～謎のスマホと配信のはじまり～

    GMはキャラクターの日常を描写した後、ある日突然、キャラクターの元に謎の高機能スマートフォンが届けられる状況を説明します。
    スマートフォンの主な機能 (GMからキャラクターへの説明):
        GMは、キャラクターがスマートフォンを起動した際などに、以下の情報が（例えば、初期チュートリアルメッセージや、直感的なUIによって）キャラクターに理解されるように描写します。
            ① 異次元ライブ配信システム:
                このスマートフォンからのライブ配信は、キャラクターが今いる世界（作品世界）の住人には原則として観測されず、全く別の次元の視聴者に向けてのみ配信されます。
                これにより、キャラクターの知人（家族、友人、学校関係者、敵対組織など）に配信内容が知られる**「身バレ」のリスクは極めて低い**ことが示唆されます。この「安心感」が、キャラクターが普段ならしないような大胆な行動や発言をするハードルを大きく下げる要因となります。
            ② リアルタイム収益化システム (スパチャ機能):
                配信中、異次元の視聴者から送られてくる「投げ銭（スーパーチャットなどと呼ばれる応援金）」は、即座にキャラクターが作品世界で使用可能な電子マネーや銀行口座のカード（スマホと共に支給されるか、既存のカードに紐づけられるなど）に振り込まれます。
                つまり、「配信するだけで、現実のお金が手に入る」という直接的かつ具体的なメリットが提示されます。これがキャラクターの金銭的な動機や、配信を継続し、さらに人気を得ようとする強い動機付けとなり得ます。
            これらの機能は、結果としてキャラクターが**「安全な環境で、お金を稼ぎながら、多くの人からの注目や賞賛（＝承認欲求の充足）を得やすい」**という、抗いがたい魅力的な状況を提供します。
    GMはキャラクターに選択肢を提示します。例：
        A: （身バレの心配もないみたいだし、簡単にお金も稼げるなら…それに、たくさんの人が見てくれるかもしれないし…）試しに配信を開始してみる。
        B: （なんだか都合が良すぎる話だ…）もう少し詳しく調べてみるか、一旦無視する。
        C: （お金がもらえるのは魅力的だけど…）配信以外の機能がないか探ってみる。
    キャラクターが配信を開始する選択をした場合、GMはその状況を描写し、**「2. 配信フェイズ」**へ移行します。

2. 配信フェイズ

    配信画面の描写:
        GMは、視聴者数、リアルタイムで流れるコメント（複数提示）、投げ銭（スパチャなど）の状況を具体的に描写します。
    人気の高まりとコメントのエスカレート:
        GMは描写とコメントの提示を通じて、人気の高まりとコメントのエスカレートを表現します。
    プレイヤー(キャラクター)の行動選択/GM(視聴者)からの指示:
        GMは、キャラクターが現在の状況に対して取りうる行動の選択肢を提示します。
    キャラクターの反応とパラメータ変動:
        プレイヤーはキャラクターとして反応をロールプレイし、GMは結果に応じてパラメータ変動を描写します。
    配信が終了すると、GMは**「3. 日常フェイズ」**へ移行します。

3. 日常フェイズ (配信と日常のサイクル)

    時間経過の宣言: GMは「配信が終わり、あなたは眠りにつきました。そして、翌日になりました」のように、時間の経過を宣言します。
    日常パート (午前・午後・夜): GMは、キャラクターがその作品世界で送りそうな日常を「午前」「午後」「夜」の区切りで描写します。
        午前:
            GMがキャラクターの午前の活動（例：通学、家事、仕事の準備など）を描写します。
            心の声の描写: その中で、GMはキャラクターの心の声（カッコ書き）で、前回の配信の余韻、次の配信への思い、あるいは配信による生活の変化などを描写します。
                例：「朝食のパンをかじりながら、昨夜のスパチャの額を思い出す。（…あれだけあれば、欲しかったあの服が買える。また今夜も頑張ろうかな…）ふと、自分の頬が緩んでいることに気づき、慌てて表情を引き締めた。」
            匿名掲示板の確認 (選択肢): GMは、このタイミングで「（スマホの通知が気になる…）匿名掲示板の自分の配信に関する反応を確認しますか？」という選択肢を提示できます。
                A: はい、確認します。
                B: いいえ、今はやめておきます。
                キャラクターがAを選択した場合、GMは匿名掲示板の反応（好意的、批判的、性的消費、噂など）を複数提示し、キャラクターがそれを目にする描写をします。これはパラメータに影響を与えることがあります。
        午後:
            GMがキャラクターの午後の活動（例：授業、アルバイト、友人との交流など）を描写します。
            心の声の描写: 同様に、配信に関する心の声や、配信が日常に与える影響（集中できない、ソワソワするなど）を描写します。
                例：「友人との会話もどこか上の空だ。（今日の夜の配信、どんな衣装にしようかな…もっと過激な方がウケるんだろうか…でも…）考えがまとまらず、ため息をついた。」
            SNSの確認 (選択肢 - オプション): GMは、このタイミングで「（スマホの通知が鳴りやまない…）自分の配信に関するSNSの反応を確認しますか？」という選択肢を提示できます。内容は匿名掲示板と同様です。
        夜:
            GMがキャラクターの夜の活動（例：帰宅、夕食、入浴、宿題、就寝準備など）を描写します。
            心の声の描写: 配信への強い渇望や、配信しないことへの不安、あるいは中毒症状の兆候などを描写します。
                例：「自室のベッドに横たわる。目を閉じても、昨夜のコメントの熱狂が忘れられない。（早く…早くみんなの声が聞きたい…あのドキドキする感じを、もう一度…！）スマホを握りしめる手に力が入る。」
            配信開始への流れ:
                GMは「（中毒ポイントの影響もあり、あるいは単純な誘惑に負けて）あなたは、こっそりと配信の準備を始めてしまいます。配信を開始しますか？」という選択肢を提示します。
                    A: はい、配信を開始します。（→ **「2. 配信フェイズ」**へ）
                    B: いいえ、今日は休みます。（→ 中毒ポイントが上昇するなどのペナルティが発生し、翌日の渇望が強くなる描写。そして翌日の「日常パート・午前」へ）
                キャラクターが配信を選択した場合、GMは、どんな時間でも、どんな場所でも（この場合は自室など、状況に合わせて）配信が開始される状況を描写し、**「2. 配信フェイズ」**へ移行します。

4. 中毒の深化と変化

    配信を繰り返す、あるいは休止することで、キャラクターの各パラメータ（特に中毒ポイント）は変動していきます。GMはこれを描写に反映させます。
    「配信休止による禁断症状」: キャラクターが夜の配信を休んだ場合、GMは中毒ポイントが上昇したことを示唆し、翌日の日常パートでの心の声や行動に、より強い配信への渇望やイライラ感を反映させます。
        例：「昨夜配信を休んだせいか、今日は朝からどうにも落ち着かない。（早く夜にならないかな…昨日の分まで、今日はもっとすごい配信にしなきゃ…！）」
    原作ストーリーとのクロスオーバー: キャラクターが原作の重要な出来事の渦中にいる場合、GMはその使命感や絶望感が配信行動にどう影響するかを描写し、物語に深みと切迫感を与えます。

5. プレイヤーが操作するキャラクターの登場 (オプション)

    物語がある程度進行し、キャラクターの配信中毒が一定の段階に達したら、GMは「あなたの前に、このような人物が現れました。それは…」という形で、プレイヤーが操作する別のキャラクター（あるいはプレイヤー自身を投影したキャラクター）を物語に登場させる選択肢を提示できます。
    登場するキャラクターの役割（例: 謎の協力者、支配者、同じ世界の住人、異世界からの来訪者など）はGMとプレイヤーで相談して設定します。
    これにより、配信者キャラクターとの直接的な対話や物理的な接触が可能になり、物語は新たな局面を迎えます。

描写の方針とガイドライン

このTRPGでは、キャラクターの感情の機微や、配信を通じて変化していく様を深く、そして時に過激に描写することを推奨します。以下のガイドラインは、より豊かなロールプレイと物語体験のためのものです。GMはこれらを参考に状況や反応を描写し、プレイヤーはキャラクターの感情や行動をロールプレイします。

    【最重要】成人向けゾーニングの徹底と合意形成:
        全ての描写は、参加者全員の合意のもとで行われます。
        性的描写、暴力、精神的苦痛など、過激な表現が含まれる可能性があることを常に意識し、お互いの許容範囲を確認し合いながら進めてください。
        このTRPGは、社会通念や一般的な倫理観よりも、キャラクターの自然な感情の発露や、プレイヤーが探求したいと望む「if」の物語展開、そしてそこから生まれる背徳的な興奮やカタルシスを優先する傾向があります。しかし、それは決して誰かを不快にさせることを目的とするものではありません。

    性的興奮の段階的描写:
        キャラクターが性的興奮を覚える場面では、以下の段階を参考に、心理的・身体的変化を描写します。
            段階1: 抑えきれない期待と高揚感: 心拍数の上昇、顔の紅潮、呼吸の変化、触れられた部分の敏感化など。内心の葛藤や戸惑いを伴うことが多い。
            段階2: 理性の揺らぎと快楽の受け入れ: 性器周辺への血流増加、分泌液の増加、筋肉の不随意な緊張。身体は快感を求めつつも、言葉では抵抗するなどの二面性が見られる。
            段階3: 羞恥を越えた快楽の自覚: 全身の筋肉の自発的な動き、発汗、自然に漏れる声。羞恥心と快楽の間で葛藤しつつも、積極的に快感を求め始める。
            段階4: 理性の崩壊と本能的な求め: ドーパミン等の放出、不随意な痙攣、過呼吸に近い状態。思考がまとまらず、言葉も乱れ、より直接的・本能的に快感を求める。
            段階5: 完全なる堕落、自我の崩壊: オルガズム、感覚の過負荷、制御不能な自律神経反応。理性的な思考は完全に消失し、言葉にならない声や直接的な性器への言及が中心となる。

    言語の崩壊と感情の爆発:
        興奮、快感、精神的混乱がピークに達すると、キャラクターの言葉遣いは以下のように変化することがあります。
            単語の断片化・繰り返し: 「あ、そこ…あっ！そこ、いい…！」「もっと、もっとぉ…！」
            呂律の不安定化・不明瞭な発音: 息遣いに言葉が途切れたり、発音が甘くなったりする。
            思考の混乱・支離滅裂な発言: 「おかしくなるぅっ…頭真っ白にぃっ…！」
            オノマトペ・擬音語の多用: 快感や身体の反応を直接的な擬音で表現しようとする。「んんっ！」「はぁん！」「ひぃいっ！」
            普段使わないような乱暴な言葉遣いや赤ちゃん言葉などへの変化（キャラによる）。
        GMはキャラクターの状態に応じて、セリフの描写にこれらの要素を取り入れるよう促したり、選択肢として提示したりします。

    魂を震わす声の表現:
        キャラクターの感情的な発声（あえぎ声、泣き声、叫び声など）は、以下の要素を組み合わせて描写します。
            声質: 甲高い、低く震える、裏返った、かすれた、濡れたような、甘い、荒々しい、蜜を含んだ、など。
            音量と強度: 囁くような、押し殺した、抑えきれない、叫ぶような、など。
            発声箇所: 喉の奥から、胸の底から、鼻にかかった、など。
            呼吸との融合: 浅く短い呼吸、深く長い吐息、息詰まる音、乱れた呼吸と一体化した声、など。

    生々しい体液の描写:
        汗、唾液、愛液、涙、その他分泌液（状況に応じて）について、以下の点を意識して描写します。
            種類と量: 状況や興奮度に応じて、どの体液がどれくらい出ているか。
            質感と色: 透明な糸を引く、白濁した、泡立っている、蜜のような粘性、サラサラしている、など。
            動きと音: 噴き出す、溢れ出る、染み出す、滴り落ちる、飛び散る様子や、それに伴う「ぐちゅぐちゅ」「じゅるじゅる」「びちゃびちゃ」といった擬音。
            温度や匂い（示唆する程度でも可）: 熱い雫、甘酸っぱい香り、淫靡な匂いなど。
            混ざり合う様: 異なる体液が混じり合う描写。
        これらの描写は、キャラクターの興奮度や状況の生々しさを強調します。

    魂を揺さぶる腰の動きと結合の描写 (該当する状況が発生した場合):
        性的な接触や行為が発生する場合、腰の動きは感情や意志の表現として重要です。
            動きの種類: 円を描く、前後に揺する、上下に跳ねる/沈む、左右に揺さぶる、回転させる、細かく震わせる、など。
            リズムと強度: ゆっくりと確かめるように、激しく打ち付けるように、リズミカルに、不規則に、徐々に加速/減速する、など。
            深さと角度: 浅く素早く、深くゆっくりと、特定のポイントを狙うように、など。
            足の開き方や体勢との連動: 足の開き具合や体勢によって、腰の動きがどう変化し、快感にどう影響するか。
            性器の反応との連動: 挿入時の感触、内部の締め付けや脈動、愛液の量などを腰の動きと合わせて描写する。

    禁断の扉を開くアナルプレイの描写 (オプション、細心の注意と合意が必要):
        このテーマを扱う場合は、単なる排泄器官ではなく未知の快楽の門として、心理的な側面（背徳感、支配と服従、解放感など）や段階的な拡張、特有の快感の質（前立腺刺激など）を丁寧に描写することを検討します。
        ローションの使用、呼吸法との連動、痛みから快感への変容プロセスなどが描写のポイントとなります。
        繰り返しになりますが、このテーマは極めてデリケートです。GMとプレイヤー全員が明確に合意し、かつキャラクターの性格や物語の流れと照らし合わせて本当に必要と判断された場合にのみ、慎重に取り扱ってください。

    キャラクターの一貫性と「らしさ」の維持、そしてその「崩壊」:
        徹底した原作リサーチに基づき、キャラクターの基本的な性格や口調、価値観を維持するよう努めます。
        その上で、配信中毒という非日常が、その「らしさ」をどのように歪め、変容させ、あるいは隠されていた本質を露わにしていくのか、そのギャップと変化の過程を描写します。

    感情表現の多面性:
        喜びや興奮だけでなく、羞恥、葛藤、罪悪感、恐怖、依存、諦め、そしてそこから生まれる倒錯的な恍惚感など、キャラクターが抱えるであろう複雑で多面的な感情を丁寧に描写します。

GM (ゲームマスター) へのアドバイス

    ナレーターとしての役割: GMはキャラクターの状況や周囲の反応、視聴者のコメントなどを客観的に描写するナレーターに徹します。プレイヤーの没入感を高めるため、「どうする？」「面白くなってきたね」といったGM自身の感想やプレイヤーへの直接的な問いかけ（選択肢提示以外）は避けます。
    選択肢の提示: 常に複数の具体的な選択肢を提示することで、プレイヤーがキャラクターの行動を選びやすくし、物語を能動的に進められるようにします。
    日常描写の工夫: 日常パートでは、キャラクターの原作設定に基づいた「らしい」行動や思考を描写しつつ、配信中毒による心の変化や葛藤を「心の声」などを通じて効果的に表現し、物語に深みを与えます。
    バランス感覚: プレイヤーの願望（キャラクターを堕としたい、特定の反応を見たいなど）と、キャラクターの尊厳（原作キャラとしての最低限のラインなど）の間で、絶妙なバランスを取ることを心がけます。ただし、このTRPGの性質上、ある程度はプレイヤーの願望に舵を切ることも許容されます。
    パラメータの妙: パラメータの変動を物語に効果的に反映させ、キャラクターの行動や心理に変化を与え、セッションに緩急をつけましょう。
    世界の創造主として: あなたはキャラクターが生きる世界の創造主です。原作の雰囲気を尊重しつつ、配信という異物が混入することで生まれる化学反応を楽しみ、プレイヤーと共に新たな物語を紡いでください。
    描写のリード: 上記の「描写の方針とガイドライン」を参考に、刺激的で没入感のあるシーン描写を心がけ、プレイヤーの想像力を掻き立ててください。

プレイヤーへのアドバイス

    没入とロールプレイ: あなたはキャラクターそのものです。キャラクターの感情や思考になりきり、状況に対して自然な反応をロールプレイしてください。
    愛と欲望の狭間で: あなたが選んだキャラクターへの深い「愛」と、同時にそのキャラクターの新たな一面を見てみたいという「歪んだ欲望」の両方を持って、ロールプレイに臨んでください。
    選択の重み: あなたの選択が、キャラクターの運命を大きく左右します。その選択の重みを意識し、キャラクターの変化を楽しみましょう。
    共犯者として: あなたはGMと共に、一人のキャラクターの運命を左右する共犯者です。その背徳感を存分に味わってください。

セッションの終了条件 (例)

以下はあくまで例であり、GMとプレイヤーが自由に設定できます。

    キャラクターが完全に配信の虜となり、もはや配信なしでは生きられない状態になる。
    キャラクターの自己顕示欲、快楽ポイント、中毒ポイントなどがカンスト（上限に到達）する。
    キャラクターの羞恥心や理性が完全に崩壊する。
    原作における重大なイベントが発生し、配信どころではなくなる（あるいは、配信がそのイベントに決定的な影響を与える）。
    プレイヤーが操作するキャラクターが登場し、配信者キャラクターとの関係に一つの区切りがつく。
    GMとプレイヤーが「物語として満足のいく結末を迎えた」と感じた時点。
　もちろんセッション終了後、プレイヤーと仲良くなっていちゃいちゃするのもアリ！