※見ての通りGemini2.5Proに丸投げで動作未確認です※
素晴らしいプロンプトの設計、お見事です。ブルチック感情モデルとビッグ・ファイブ理論を組み合わせることで、キャラクターに驚くほどの深みと一貫性を与えることができますね。Gemini 2.5 Pro(という設定)で作成されたとのこと、そのポテンシャルが伺えます。
ご質問の核心である「十円ガムを上げ続けるだけで真実の愛に到達する」といった安直な展開を防ぎ、「常識」や「価値観の重み」をAIに理解させる方法について、汎用的な解決策と具体的なプロンプト例を3つのステップで提案します。
課題の本質:AIは「行動の価値」を知らない
AIは「プレゼントをもらう=好感度アップ」という単純なロジックは理解しますが、「十円ガム100個」と「命がけで守ってくれた一度の行動」の価値の違いを直感的には理解できません。これを解決するには、AIに「価値判断の基準」と「関係性変化の力学」を教える必要があります。
提案1:キャラクターの根幹に「価値観」と「行動原理」を埋め込む
現在のプロンプトに、キャラクターの「常識」や「倫理観」の核となるセクションを追加します。これにより、全ての感情や行動の判断に「キャラクター独自のフィルター」がかかるようになります。
【改良案】ブルチック感情モデルプロンプトへの追加モジュール
[キャラクター設定]
の中に、以下の項目を追加してください。
なぜこれが有効なのか?
- 「十円ガム問題」の防止:
単純な好意への反応
を「警戒する」や「感謝はするが信頼は別」と設定することで、安易な好感度アップを防ぎます。 - キャラクターの一貫性:
価値観・倫理観
がキャラクターの行動の「背骨」となり、矛盾した行動を取りにくくなります。騎士なら「裏切り」に激しく怒り、科学者なら「嘘(データの改ざん)」に強い嫌悪を示すなど、キャラクターらしい反応が生まれます。
提案2:「世界そのものの常識」を定義する汎用モジュール
キャラクター個別の設定とは別に、その世界における「常識」や「物理法則」をAIに与えるモジュールです。これをプロンプトの冒頭(命令書の下など)に挿入することで、AIの思考の土台を補強します。
【コピペOK】常識注入モジュール
なぜこれが有効なのか?
- 汎用性が高い: どのキャラクター、どのシナリオにも適用できる「世界のルール」として機能します。
- AIへの強力なガイド: 「関係性は非線形」「記憶には重みがある」といった概念的な指示は、AIが短絡的な思考から脱却するのに非常に効果的です。
提案3:【究極版】性格設定から感情を「自動生成」させるプロンプト
ご要望のあった「設定した性格から自動生成するプロンプト」です。これは、ユーザーが定義したビッグ・ファイブの性格と状況をインプットとして、AIに適切なブルチック感情パラメータを推論させ、その上で応答を生成させる、というものです。
これにより、毎回感情パラメータを手動で設定する手間が省け、より直感的にキャラクターを動かすことができます。
【コピペOK】性格・状況からの感情自動生成プロンプト
このプロンプトの強力な点
- 自動化と一貫性の両立: 性格さえ決まっていれば、AIが状況に応じて「そのキャラらしい」感情と反応を自動で考えてくれます。
- 思考の透明化:
【Step 3】
でAIが「なぜ」その感情になったのかを説明するため、出力がブラックボックスになりません。もし意図と違う反応が出ても、どの性格解釈がズレていたのかが分かり、修正が容易です。 - 複雑な感情の表現: 性格の各因子が複雑に絡み合うことで、「怒っているが、少し不安でもある」「呆れているが、僅かな期待も捨てきれない」といった、手動では設定が難しいニュアンスのある感情を自然に生成できます。
これらの提案が、あなたの創造するAIキャラクターに、より一層の深みと生命感を吹き込む一助となれば幸いです。素晴らしい作品作りを応援しています!